集束型体外衝撃波(Focused Shock Wave)
体外衝撃波とは
体外衝撃波には集束型と拡散型の2種類あります。
□集束型体外衝撃波とは…
神奈川県では3台目、麻生区では初となる最新機器です。
ヨーロッパより普及し、欧米では低侵襲ながら有効な治療法としてスポーツ選手を中心に、整形外科領域の腱付着部障害や骨性疾患において使用されています。
組織の特定の深さに焦点を合わせることができるので、患部のみにピンポイントで衝撃波を加えることができます。
□拡散型衝撃波とは…
連続したピストン運動によって発生させた衝撃波を利用します。
皮膚表層で最大出力となります。深部になるにつれ衝撃波が弱く伝達されます。したがって、表層の筋や筋膜にとても有効的な治療器です。
※当院には集束型と拡散型の2つの機器がありますので、ご興味ありましたら診察にてお尋ねください。
適応疾患
テニス肘、大転子部痛、石灰沈着性腱板炎、膝蓋腱円、足底筋膜炎、手首の痛み、腱鞘炎、膝痛など様々な痛みの緩和が期待できる機械です。
早期の治癒、完治を期待できます。入院や手術を要さず加療ができるのでアスリートにもお勧めできる機械です。
推奨する治療プロトコルは、1回あたり2500ショット(約10分)の治療を3回繰り返します。(1週間に1回)
価格
基本自費での加療となりますが、「難治性足底筋膜炎」の疾患のみ保険適応されます。
保険加療(3回分) | |
3割 | 15000円 |
2割 | 10000円 |
1割 | 5000円 |
自費加療 | |
1回目 | 15000円(税込価格16500円) |
2回目以降 | 7500円(税込価格8250円) |
2回目以降(学生) | 5000円(税込価格5500円) |
禁忌・禁止
・ペースメーカー
・血友病等未治療の血液凝固障害のある患者
・抗凝固剤を服用している患者
・血栓病の患者
・悪性腫瘍の患者
・妊婦
・小児患者の骨端融合部
・6か月以上の長期間コルチゾン治療を受け続けている患者、または最後のコルチゾン注射から6週間経過していない患者
ご興味ありましたら診察にてご相談ください。